新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、マスク姿の日常が続いています。「あたりまえの日々」を過ごすことの難しさとありがたさを私たちに知らしめたこの感染症は、いまだに出口が見えず、闘いが続いています。
まず、この闘いに私たちは勝ち抜かなければなりません。感染防止対策、医療介護を支える体制、ライフラインを維持すること、教育や保育の現場を守り子供たちをどう育てていくか、そして、日々の生業をどう守っていくのか。
暮らしとは政治そのもの。だからこそ政治には非常時を乗り切る役割が求められています。
一方で、コロナ禍でデジタル環境整備が進み、ニューノーマルと呼ばれる新しい生活様式も定着し始めています。
この苦しい時を生き抜き、明日に繋げる責任が政治にはあります。そのために、コロナ禍で私たちは何を学んだのか、何を学ばねばならないのか。そこから未来は始まります。
東京一極集中の弊害がコロナ禍で浮き彫りになり、地方の役割が重みを増していること、基礎科学、先端科学への投資が身近な生活に跳ね返ってくること、そして日本という国が世界の中でどの立ち位置にいるのか。私たちはしっかり検証した上で、答えを引き出していかなくてはなりません。
いまこそ、「声をカタチに、思いを政策に」。現場の声を大切に、ひとりひとりの願いに寄り添いながら、歩んでまいります。